2014年9月7日日曜日

rolex explorer2 リファレンスの変遷(備忘録)

備忘録

(※今後の人生とrolexについて仰々しく考えちゃった記事はこちら

explorer 発売後20年を経て、洞窟探検という特化した用途向けに誕生した。いつしか極限に挑む探検家向けに変化。
人気に陰りの出てきた explorer のテコ入れで発売されたとも、アポロ月面計画オフィシャルウォッチとなり勢いのあるオメガのフライトマスターに対抗して無理矢理発表されたとも言われる。

ラインホルト・メスナーが1980年にエベレスト単独無酸素登頂を達成した時に、explorer2 が使われたとする説がある。しかし、この時使われていたのはオイスタークォーツであるということは、現在広く知られるところである。

explorer2 のリファレンスの変遷は次の通り。
○ref.1655 (1971年〜1987年)
 cal.1575
 クロノメーター
 プラスチック風防。
 バーインデックス。
 GMT-MASTER Ref.1675 と同じムーヴながら大きくデザインが異なる。
 オメガ・フライトマスターの影響を受けているためか rolex らしからぬ異質なデザイン。
 TIFFANY & CO. 、cartier とのダブルネームが存在する。
 スティーブ・マックイーンが愛用した時計として有名。
 また、高倉健さんから、ブラックレインで共演したアンディー・ガルシアに贈った時計が 1655 である。このエクスプローラー2のベゼルは、GMT MASTER のブラックベゼルに交換されたスペシャルカスタム。バックルには筆記体で彫られた「Ken」という文字がある。

 初期の秒針にはドットがない。
 GMT針は、レッド、オレンジ、イエローが存在。
 当時のカタログの説明文には、「赤い」GMT針と明記されている。色の違いは退色度合いによるもののようだ。

 ・マークⅠダイヤル
  製造から1年程まで。
  王冠マークやロゴが小さい表記
  秒針はストレート
 ・マークⅡダイヤル
  1972年頃〜
  大きいロゴ表記
  秒針は夜光が塗布されたドット付
 ・マークⅢダイヤル
  1974年頃〜1977年頃
  センタースピリットダイアル
  ※クロノメーター表記が中央で分離するダイアル
   (レイルダイヤル又はスターンダイヤル)
  Comexで知られるスターン社が手掛けたと言われている

 ・マークⅠベゼル
  目盛りの表記が文字盤側に寄っている
 ・マークⅡベゼル
  目盛りの表記がベゼル中央
  1980年代、ベゼル書体が細くなる

○16550 (1984年〜1988年)
 cal.3085
 クロノメーター
 サファイアクリスタル風防。
 短針独立可動。
 現在のデザインの基礎となった。
 ブラックダイヤルとホワイトダイヤルの2色展開。
 ホワイトが退色したアイボリーダイヤルの希少性が高い。
 1986-87年製にセンタースピリットダイアルが存在する。
 TIFFANY & CO. とのダブルネームが存在する

○16570 (1991年〜2011年)
 20年間に渡り継続された。
 2006年までは cal.3185
 2007年以降は cal.3186。
 ※val.3186 は針が緩むというトラブルが多発
 クロノメーター
 サファイアクリスタル風防。
 TIFFANY & CO. とのダブルネームが存在する

 1995~1996年
 ブレスレットのバックル
  シングルロックからダブルロックになる

 1998~1999年頃
 夜光塗料
  トリチウムからスーパールミノバへ変更
 インデックス6時下位置の表記
  「SWISS」
  その後「SWISS MADE」

 2000年頃
 フラッシュフィットが一体型になる

 2004年
 王冠透かし
  サファイアクリスタル6時位置
 ラグ穴が塞がる
  (ケースサイドの時計とブレスレットを繋ぐ横穴)

 2007年
 ルーレット刻印
  インナーリングに「ROLEX」の文字が刻印
  12時位置にはクラウンマーク
  6時位置にはシリアルナンバー

○216570 (2011年〜2021年)
 cal.3187
 クロノメーター
 サファイアクリスタル風防。
 従来には存在しない42mmのケース径を採用

○226570(2021年〜)
 cal.3285
 クロノメーター
 サファイアクリスタル風防。
 ケース径:42mm

 噂されたセラクロムベゼルへの変更はない。
 ブラックダイヤルのGMT針は根元から全てオレンジ色に変更。
 浮かび上がって見える効果がなくなった。可視性が向上。
 前リファレンス 216570 と変わらない外見にかえって驚く。
 流石、我が愛すべきエクスプローラーII。
 守るべきアイデンティティーをしっかり引き継いでいる。
 余計な物は不要。
 何にも染まらない、この無骨さこそがエクスプローラーII




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